瀬川晶司六段~順位戦C級2組8回戦~
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さて、高見泰地七段が全勝(8戦8勝)トップを独走状態のC級2組ですが、これまで瀬川六段は7戦して3勝4敗(降級点1)と少々苦しい状況に立たされて挽回したいところですが、今回はどうだったんでしょうか。
棋譜解析とともに振り返ります。
開始日時:2020-01-09 10:00
棋戦:第78期順位戦C級2組8回戦
先手:瀬川晶司 六段
後手:山本博志 四段
場所:東京・将棋会館
持ち時間:6時間
消費時間:99▲332△289
戦型:三間飛車
山本四段が三間飛車を採用してくましたので、振り飛車党のおいらには学ぶことが多いかと思います。
併せて対振り飛車に居飛車の方向性を瀬川六段の戦いぶりを楽しみにしています。
▶☗24角
先手は「引き角」から、角交換に出ました。
これは、後手が同角しかありませんが、手順に飛車先の歩を延ばすことになり、一手得で一石二鳥。
ただ、後手も対策は準備しています。
後で掲載の【棋譜並べ】で再生してご覧願います。
▶☖84手目36飛
あなたならどう指しますか?
この手に先手が指した〔63成銀〕をshogiguiは「悪手」と指摘しています。
では、最善手はどれだったんでしょうか?
■最善手:21角成
では、その裏付けとなる読みはと言うと、shogiguiは、
☗21角成☖52歩打ち☗63成銀☖62歩打ち☗73成銀☖同玉☗54馬☖38飛車成☗39飛☖同竜☗同角。
これで、飛車交換は玉形の堅さもあって先手勝勢と見ているようです。
■悪手と診断
☗63成金
■解析結果
悪手:先手1。後手1。
疑問手:先手1。後手4。
先手は、上図の☗63成銀だけが判断ミスと言う診断でした。
▲瀬川晶司 六段 vs. ▽山本博志 四段
初手から終局までお楽しみください(^^♪
本局に勝利した瀬川六段は勝敗を5分に戻してやれやれです。
今期はあと2局。全勝で締めましょう。頑張ってください。
ご感想などお気軽にどおぞ🎶
では、期待してごきげんよう(^_-)-☆
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