王位戦7番勝負~第4局~

きょうもお越しくださり有難うございます。



夏の甲子園決勝戦は大阪代表・履正社が星稜を下し、高校球児の夏が幕を閉じました。

両者がっぷり四つの好試合でした。



さて、こちらは依然として熱戦が繰り広げられている【王位戦7番勝負第4局】。

豊島王位2勝1敗で迎えた第4局は、280手を超す長手数でねじり合いという感じでしょうか。

棋譜並べで振り返ります。


開始日時 2019-08-20 09:00
棋戦  第60期王位戦七番勝負 第4局
先手 木村一基 九段
後手 豊島将之 王位
場所 兵庫・中の坊瑞苑
持ち時間 各8時間
消費時間 285▲476△479
戦型 相掛かり

王位戦7番勝負.png



私が注目の一手を以下記述します。
▶44手目92角打ち
後手の狙いはわかりやすい。
44手目92角打ち.png

▶47手目15歩
ここで、先手は端歩を仕掛けました。
一手前に☗66歩、☖同角と呼び込んだ手を入れての☗15歩。段取りが重要かなと思います。
47手目15歩.png

▶62手目14歩打ち
先手がポイントをゲットしたように見えますが、まだまだこれからの局面でしょう。
62手目14歩打ち.png


▶79手目39香打ち
現在、銀と桂の交換で先手が駒損の状況。
☖49角成なら、☗47角で金が手に入ると先手が駒得に。
79手目39香打ち.png



今後の展開は次の【棋譜並べ】で初手から終局までご覧ください。


▲木村一基 九段 vs. ▽豊島将之 王位



持将棋か?
(以下、ヤフーニュースから抜粋)

長手数記録を更新して、木村九段が勝利

 第4局は木村九段の先手で、戦形は相掛かりに。角交換から、互いに角を手持ちにした中盤戦となりました。

 豊島王位は長考の末に、自陣に遠見の角を放ちます。そこで1日目が終了しました。

 2日目。木村九段の封じ手は打ったばかりの角筋に、やわらかく歩を伸ばす手でした。ここから木村九段の攻撃陣の周辺で力のこもった攻防が続きます。やがて、木村九段の優位がはっきりとしてきました。

 豊島王位は自身で非勢を認識していました。その中で、粘り強く崩れないように指し続けていきます。やがて中段に玉を泳ぎだし、入玉が視野に入ってきました。

 豊島王位が終始冷静に見えるのに対して、木村九段の身振りは大きく、しきりにぼやきの声が聞かれます。

 流れだけを見れば、木村ファンにとっては、いやな展開に思われたかもしれません。

 しかし、こうした息長い、長手数の入玉模様もまた、木村九段の得意とするところ。今年5月1日、令和初の対局となった王位戦リーグ▲木村九段-△菅井竜也七段戦は、相入玉で菅井七段の点数が足りず、317手で木村九段の勝ちとなっています。

木村32点-菅井22点で、菅井七段が2点足りない
木村32点-菅井22点で、菅井七段が2点足りない

 現在のところ、これが令和の最長手数記録です。

 木村九段は相入玉を目指す方針をはっきりさせました。局後のコメントでは、木村九段は持将棋(引き分け)も覚悟していたようですが、客観的に見れば、点数は大差です。

 持将棋が成立するには、大駒5点、小駒を1点とした場合、24点以上を確保しなければなりません。豊島王位は入玉を果たしたものの、ずっと駒が何枚か足りません。

 豊島王位も最善を尽くして、一時はあやが出てきたかのようにも見えました。入玉模様で駒を取り合う展開は、観戦者には退屈になってしまうこともありますが、本局ではそうした瞬間は、ほとんどなかったように思われます。


この結果、木村九段が勝利を手にし2勝2敗のイーブンへ。豊島王位の防衛か、新王位誕生か、混とんとしてまいりました。



では、次の第5局を楽しみに待ちましょう。ごきげんよう(^_-)-☆



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